Process ― モーリタップができるまで

モーリタップができるまでの工程をご紹介します。

①原皮をカット

 製作に使用する原皮(豚皮)。

 ベジタブル・タンニングという方法で

 なめされた皮を使用。

 製作に適したサイズにカットします。

 

②薬剤処理して乾燥

 原皮をタップに適した革にするために

 薬剤処理をして乾燥させます。

 この薬剤処理によって、

 モーリタップ独特の色合いとなります。

③同じ硬さの革に分別

 個体差を限りなく少なくし、

 かつタップ一つひとつの硬さを

 均一にするために、

 乾燥後の革を8段階の硬さに分別し、

 それらを組み合わせます。

④8枚の革を接着

 分別した8枚の革を接着します。

 接着には、長年の研究の末、

 独自に開発したタップ専用の接着剤を

 使用しています。

⑤ロゴなどを押印

 張り合わされた8枚の革に

 硬さに応じたスタンプを押します。

 反対側の面には

 接着面を表すスタンプを押します。

⑥正方形に裁断

 張り合わされた8層の革を

 正方形に裁断します。

⑦円形に成形

 正方形に裁断されたものを円形に成形します。

 これで完成です。

⑧個別に密封包装

 完成したタップを一つひとつ個別に

 包装し、密封します。

 その後、ホログラムシールを張ります。

 包装には薬の封入などにも使用される、

 ブリスターパックを使用しています。

⑨箱詰めにして出荷

 個別包装で封入されたタップを

 オリジナルの箱に入れて出荷します。